株式会社I.majorの代表ブログ

ビジネスの話題に少しでも関連した日々の出来事や所感を、このブログに書き連ねるつもりです。宜しくお願いします。

経営者に向いている特徴とは

会社組織を引っ張る経営者と、それ以外の最も大きな相違点は何かと考えてみた。

 

経営者は、一つの会社組織をしてそのお金を生み出す仕組みに携わる従業員などのすべての要因をコントロール存在であり、それ以外とはサラリーマンでもフリーランスでも組織を抱えずにあくまでも個人として戦うことを前提に考えると、各々利益を生み出すための何かの分野に特化した才能を持った者と言えるだろう。

 

経営者は様々なことに気を配り常にコントロールしていかなければならないため、苦手分野があると非常に立ち回りが厳しくなる一方、得意分野があってもそこまで恩恵を得られることはない。得意分野はその道のプロを雇えば万事解決してしまうからである。そのため、満遍なく一通りのことは回せさえすれば、上手く組織として回せるのだ。つまり、器用貧乏が成功するのである。

 

それに対してそれ以外のサラリーマンやフリーランスの場合、何かの分野に特化していなければ利益を生み出すことができず、この利益至上主義では淘汰されてしまう。サラリーマンであれば会計や企画に特化した人材、フリーランスであれば種類は限りないが、そのような人間にしかビジネスにおいては価値がないのである。ここで器用貧乏が登場してしまっても、ビジネス世界では不適合なのである。辛うじて立ち回れたとしても、そこまで大成することはシステム的に不可能である。

 

つまり学生時代でいう全科目オール6ないし7を叩き出すタイプの人間が経営者として相応しく、それ以外は、数学のみ10、あとの教科はオール1の人間が大きく成功する職人タイプであると考える、今日この頃。