株式会社I.majorの代表ブログ

ビジネスの話題に少しでも関連した日々の出来事や所感を、このブログに書き連ねるつもりです。宜しくお願いします。

独立にサラリーマン経験は必要不可欠、"ではない"

大手企業でかなりキャリアを積まれた後に、独立された方々を多く見かけるが、正直大したことはないのである。逆を言えば、企業に勤めながらスキルを上げた経験がなくても、独立後に成果・実績を出すことは、努力さえすれば可能。自分の努力できるキャパシティと運に自信を持って、安心して独立せよ。

〜忖度なしの食レポ〜

⚫︎ピアパレスみいけ 三池仕出し屋 お弁当🍱

@熊本県菊池郡大津町

 

 

今まで大人になってから食べたお弁当の中で、おそらく1番美味しかった。。

 

・ご丁寧に何こぶにも包んだ、ほどきやすい包袋。

・徹底された軽量化と高級感の演出が両立する箱。

・時間が経っても冷めた印象を与えない各々の食材と、そのラインナップ。

・弁当箱からはみ出るくらい、これでもかと言う程までに詰め込まれているが、確固たる上品さのある詰め方と、満足度の高い量。

・巷に溢れる練り物と比類なき程までに旨味が凝縮され、深みのある味わいを含ませた練り物。

・脂っこさを一切感じさせずに旨味を演出するローストビーフ

・野菜の繊維の中に上手く旨味を閉じ込めたパプリカ。

・醤油の存在を忘れる程までに旨味が凝縮された海老寿司。

・旨味の口の中での広がり具合が、緻密に計算されたかのような稲荷寿司。

・脂の乗りと旨味のバランスが絶妙に計算された、コクのある味を演出する焼鮭。

・甘味と旨味の均衡が綿密に計算された卵焼き。

・尻尾の先まで旨味を押し込めたような味わいの、洗練された揚げ方がされたのが一目瞭然の海老天麩羅。

・鶏肉のポテンシャルを存分に発揮させたかのような味わいの、鶏串カツ。

・今まで味わったことのない、初感覚の旨味の攻め方を演出した、鶏カツ。

 

食に全く興味がなく、味覚が著しく乏しい自分でも、一口口に入れただけで他のとは違う‼︎と感じられたお弁当。。流石すぎる。。

経営における三種の神器

昨日は、ある不動産会社の取締役の方と、業務提携している中国企業の社長と3人で、香港料理店でご馳走になった。この2人は私株式会社I.majorの代表として経営を支えて下さっている恩人なので、このお二方を引き合わせ同席させて頂いた機会は、私にとって非常に感慨深い経験だった。その際に経営において備えるべきものは何かという話題になった。

 

まずは"アイデア"。それ単体のアイデアは既出のものが殆どかもしれないが、その各々の組み合わせのパターンは数え切れないほどあるはずで、勿論全てのパターンが網羅されている訳は決してない。その組み合わせを自分で編み出していくことで、独自のブランディングをすることが可能である。

 

そしてそれを実際に形にしていくための"行動力"が必要となる。いくら机上の空論でアイデアだけ並べても、先に他の者に実行に移されてしまっては意味がないのである。自ら先行して実践するための行動力のキャパが広ければ広いほど、それだけ有利となる。

 

最も重要なことは、"人柄"である。いくらアイデアも良く行動力も十分にあれど、人柄に乏しければ意外と事が上手く運べないのである。それは1人の力だけでは必ず限界があるからだ。協力して頂ける人員が多ければ多いほど、アイデアが形になる可能性はそれだけ広がるのである。良い人柄を持ってしてより多くの人とつながり、協力を得ることで、格段にアイデアを形にしやすくなるのである。

 

以上、"アイデア"、"行動力"、"人柄"が、経営における"三種の神器"であると考える、今日この頃。

サラリーマンの友人とは縁を切れ

人は、良くも悪くも普段周りにいる人間の影響を受ける。だいたい、最もよく時間を共にする5人と似たような価値観を持ち、行動し、思想を形成すると言われている。この原理に基づくと、自分が目指している像に合わせて人付き合いを考える必要があるのは言うまでもない。

 

特に経営者として大成したいと考える場合、必然的に周りを経営者の知り合いで固めることとなる。交流会で出会ったり、それ以外にも商談で話す時間が占める割合が大きいからである。意識せずともそうなっていくのだが、もともと友人付き合いしていたサラリーマンの友人が、誰しもいるはずである。ここでどういった扱いをするべきかなのだが、これは断言すると、縁を切った方が今後上手くやっていけると思っている。幼い頃からの旧友の場合は流石に縁を切る必要はないが、それも片手で数えるくらいに留めておき、残りは出来るだけ経営者の知り合いで埋めた方が、絶対に良い。サラリーマンとしての思想と、経営者としての思想は、全く異なるものであるからだ。営業はこのようにやっていく、などの職種の局所的な考え方やテクニックを学ぶという意味では必要である場合もあるが、基本的に今後経営者としてやって行く場合、必要になってくるのは、明らかに営業のテクニック以上に経営者としてのマインドの持ち方である。サラリーマンはあくまでもサラリーマンとしての生き方、思想のもとで人生を全うしようとしているので、下手にサラリーマンの思想を取り入れてしまうと、経営者人生の邪魔になるのだ。限られた脳の容量、アンテナの範囲、時間の中で、占めるべきは経営者としての価値観、理念、習慣である。棲み分けをきっちりしておかなければ、違った土俵の価値観が本来の土俵に対して悪い影響を持ち込んでくる。これは避けるべきである。

 

サラリーマンが上とか下とかという話ではない。あくまでもお互い違う生き物なので、サラリーマンの気持ちは経営者には理解できない、逆に経営者の気持ちはサラリーマンには理解できない、ということである。サラリーマン星の住人と、経営星の住人という二者の存在が、奇遇にもこの地球上で空間を共有しているだけなのである、と考える今日この頃。

経営者の持つべき志

自分が主体となってお金を稼ぐには、フリーランスになるという手がある。個人事業主である。しかしその枠組みを超えた機関として、会社というものがある。自分一人の力だけで自ら躍り出て、業を営む個人事業主とは別に、自分一人だけでは賄いきれない労力を従業員という他人に委ね、大きな規模のもと利益を生み出すのが会社。そこで、会社を設立する者の持つべき志とは何かと、ふと考えてみた。

 

 

そもそも個人事業主の枠に収まるような、しょぼい利益の出し方しかできなければ、会社を設立する意味はない。ちゃんとした大掛かりな仕組みによって、大勢の人々を巻き込んで継続的な利益を生む仕組みを考えて、実際に動かしていかなければ、会社組織の存在意義は決してない。設立費用に23万円もかけ毎月法人住民税等を払い、さらに自己資本を飛び越して株主をも巻き込んで設立したからには、1日でも早くその大掛かりな仕組みを実際に稼働させていかなければ、下手すると設立費用やその際の労力を回収できなくなってしまう虞がある。それ以上に時間を無駄にし、その間に得られたであろうスキルを磨けないという機会損失から、その結果何も残らないという虚無感にまで繋がってしまう。株主からの信用も下がり、落胆させ迷惑をかけてしまうということにも繋がる。このように、損失は大きい。会社経営にはリスクがつきものと言われるが、設立直後から早速その洗礼を受けざるを得ないのだ。そこまでの覚悟がなければ、経営者として失格である。

 


この現代社会の経済循環の一役を買える資格を持てる者は、自然とそのような考え方が常にできる。それが経営者だ。個人事業主とは全くもって住む世界が違うのである、別次元の住人同士なのだ。経営者たる者、格が上とか下とかではなく、やはり他とは違う生き物だと思う、今日この頃。

経営者に向いている特徴とは

会社組織を引っ張る経営者と、それ以外の最も大きな相違点は何かと考えてみた。

 

経営者は、一つの会社組織をしてそのお金を生み出す仕組みに携わる従業員などのすべての要因をコントロール存在であり、それ以外とはサラリーマンでもフリーランスでも組織を抱えずにあくまでも個人として戦うことを前提に考えると、各々利益を生み出すための何かの分野に特化した才能を持った者と言えるだろう。

 

経営者は様々なことに気を配り常にコントロールしていかなければならないため、苦手分野があると非常に立ち回りが厳しくなる一方、得意分野があってもそこまで恩恵を得られることはない。得意分野はその道のプロを雇えば万事解決してしまうからである。そのため、満遍なく一通りのことは回せさえすれば、上手く組織として回せるのだ。つまり、器用貧乏が成功するのである。

 

それに対してそれ以外のサラリーマンやフリーランスの場合、何かの分野に特化していなければ利益を生み出すことができず、この利益至上主義では淘汰されてしまう。サラリーマンであれば会計や企画に特化した人材、フリーランスであれば種類は限りないが、そのような人間にしかビジネスにおいては価値がないのである。ここで器用貧乏が登場してしまっても、ビジネス世界では不適合なのである。辛うじて立ち回れたとしても、そこまで大成することはシステム的に不可能である。

 

つまり学生時代でいう全科目オール6ないし7を叩き出すタイプの人間が経営者として相応しく、それ以外は、数学のみ10、あとの教科はオール1の人間が大きく成功する職人タイプであると考える、今日この頃。

お金稼ぎゲームに強力な汎用的な武器とは

この終身雇用制度か崩壊している近年、特に某つぶやきSNS会社の代表が変わったことによる抜本的な経営陣・社員の構造改革により職を失った数多の従業員が発生するなどという事象を筆頭に、我々のキャリアは"サラリーマン"ベースで考えてはいけない。あくまで個々が独立して戦闘に繰り出していける能力をベースに、キャリアを考えなければならない。そこで優位に立てる強力な武器とは何かについて考えてみた。

 

日本は言わずもがな高齢社会であり、縮小する一方である日本経済をまともに相手にしていると痛い目に遭う。少ないパイの奪い合いであり、熾烈な椅子取りゲームに参画しているのと同じであるからだ。そこでグローバル社会というのも相まって、やはり"英語"は身につけておいて損はない。余力があるなら"中国語"も協力な武器となる。言語習得はやっていて損はないのである。無論、"日本語"を適切に運用し語彙数も確保し、さらには文章構築力を上げることも必要となってくる。

 

ここでは汎用的な用途のもと考察を進めたいが、やはり利益至上主義の現代社会において、この概念に限ってはやはり"経営者"という立場が一番安定的である。経営者としてのスキルアップは、様々なスキルを包括し業を営むという本質の上では最も根幹に在る部分であるからだ。経営者を極めることはビジネスを極めることに繋がり、ビジネスを極めることはこの現代社会を生き抜くということに直結している。よって経営者にとって重要な武器について考察を深めたい。

 

そこでまず大切なことは"会計"である。会計としては最低限日商簿記1級の商業簿記・会計範囲を、そして収支の考え方を基軸に税に対する向き合い方、はたまたファイナンス知識、株式の知識といったお金全般にまつわるところを注視しなければならない。経営という仕組みで生み出される物はすべてお金であり、お金が循環するからこそその仕組みが稼働する訳である。経営の本質とはそこにある。

 

そして経営活動の下支えをする分野は"法律"である。会社法商法はもちろんのこと、民法も重要である。経営人生において、損害賠償として訴訟を起こされるリスクと常に隣り合わせだからだ。その点、民事訴訟法や民事保全法を中心に供託法、商業登記法を包括する"司法書士"に向けた勉強をしておくと、その周辺知識をすべて修得できる。民法に限っては"司法試験"の範囲を勉強しておくと、安心安全である。そして実務を考えると"行政法"も勉強しておいて損はない。

 

また実務という点では、パソコンの操作技術である。ブラインドタッチはもちろんのこと、パソコンの簡単な仕組み、特にソフトウェアやハードウェアといった概念から、Excelを適切に使いこなせるか、プレゼンテーション作成がきちんとできるといった、基本的なパソコン操作技術も必要である。

 

最も重要なことは、"コミュニケーション能力"である。これは別に普段から社交的である必要はない。大勢の前で話す、初対面の相手と話すなど必要な場面で、自分の伝えたいことを最低限簡潔に明確に伝える力、相手の反応を伺って話の流れをコントロールする力、相手の一番求めていることを引き出す力、ただ漫然たる話上手になる必要はなく、話の要点をわかりやすくまとめ、相手の欲することを察する力が、ビジネスにおけるコミュニケーション能力の本質である。ここが上手く機能しなければ、実際にお金が動くことはないので必須である。

 

強いて言うなれば、"経営者としてのプロ意識"である。個人としての活動と会社代表としての活動を潜在的に区別できる意識改革といったところから、はたまたこの額の利益を上げるには具体的に相手にどのような価値提供をすれば均衡を保てるか、適正な価値観の物差しを磨くことである。こういった精緻な細やかな"意識"が、その後の経営人生の質を根本的に左右する。サラリーマン時代の感覚を一切捨てることである。休みがあるとかどうとかは関係ないのである。

 

そもそも経営の形態として、自社の商品やサービス、ノウハウを提供する形式と、そういったものを持たずに仲介によってお金を生み出す仕組みを作り出すこと、大別できるとすればこの二者がある。しかし後者は業者の栄枯盛衰の影響を受けやすく、非常に不安定である。そこで自分でサービスやノウハウを持つ方が圧倒的に安定的である。自身のスキルの視点で考えると、普遍的には営業力、企画力などがあるが、これらは非常に抽象的であり、経営だから必要なものではない、ビジネス全般に通ずることである。自ら会社組織をして利益を生み出すスキルとして、ITの普及からやはりプログラミングを中心としたITリテラシーが必要である。周りのモノ、サービスが今やITシステムなしでは語れないほど、必要不可欠な存在となっているので、色んなところから引っ張りだこである。たとえ営業力や企画力に自信がなくとも、プログラミングができ自力でシステム開発ができる能力があれば、それでお金を生み出す仕組みは作れるのである。近年そういった理系出身の経営者が少しずつ台頭していることがこの証拠である。プログラミングができるということは、それだけでこのお金稼ぎゲームでは価値になるのである。

 

以上、言語・会計・法律・PC操作・対人力・意識改革・ITリテラシーが、身につけておいて損しない経営者としてのスキルであると考える、今日この頃。